先日、平日の午後に花園チャペルのインターホンが鳴り、モニターを見ると映っていたのはランドセルを背負った小学一年生だと思われる男の子。数週間前にも小学生だと思われる男の子がピンポンしたので、それに応答すると逃げていったという経緯があったので、今回もピンポンダッシュだろうと思いながら応答すると逃げないで「誰かいますか?」との返答があった。私は急いで玄関を開けると、その男の子は「ここのお母さんいますか?」と質問してきた。「ここのお母さん??」私の頭はグルグル停止状態になった。「教会にはお母さん的立場の人たちは何人もいるが、誰のことを言っているのだろう??」と考えながら気を取り直して「どのお母さん?」と聞いてみたが、それには答えず「ここのお母さん」としか言わない。恵先生のことを言っているのかもしれないとも思ったが、その日はいなかったので、「ごめんね~今日はアルバイトしてるからいないんだよ~」と言うと、「うん」と頷いて帰っていった。“ここのお母さん”に何を求めに来たのだろう?と思いめぐらしていたが全く見当がつかない。1ヶ月ほど前から土曜日の会堂掃除を手伝い、日曜は朝から午後まで教会に入り浸っている近所の小学生の女の子がいるが、子どもたちも様々な事情で憩いの場を求めているようだ。そんな時代こそ教会が、“心のオアシス”として“イエスさまに出会う場所”として用いられることは主が願っておられることだと実感している。
 献堂から半年が過ぎたが、KCFは、開拓13年目に入り次のステージに進んでいる。対内外的にもご奉仕や活動が増えている。しかしそれぞれの集会や活動がただの“楽しいイベント”で終わるのではなく主に出会うキッカケとなるようお祈りくださると幸いです。
 「わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」(エレミヤ29:11)