花園の地での宣教の働きがスタートした。イエスさまが宣教を開始される前に、荒野に導かれ悪魔の試みにあわれたことが記録されている。そして3度の試みに対して“神実現”を主張されるイエスさまから悪魔は離れていった。実は花園での宣教の働きの日が近づくにつれて、霊的攻撃が強くあることを、この鈍い牧師でも感じるようになった。通常ではありえない出来事が起こるのです。そこで建築委員会の皆さまと祈ることを示され週一でzoom祈り会をするようになった。そして入堂式当日、悪魔は最後の抵抗をしてきた。何と礼拝開始時間30分ほど前に、近所に住んでおられるこの周辺では有名なモンスタークレーマーが教会の玄関で、「声が煩いから、駐車場に車を止めるのを止めろ」と怒鳴り始めた。恐らく会堂にいた方たちはその声に凍り付いたことでしょう。すぐに玄関前に行ったが、男性の罵声は止まらない。時間がきたのそこにいたメンバーに任せて入堂式を始めた。神さまに会堂を与えてくださったことを拍手をもって賛美している時に、ガラガラと音を立てて悪魔の計画が崩れ落ちるのが分かった。  
 その日のミラクル①普段は堺のメンバーだが、礼拝中そのクレーマーとの防波堤になってくれた。ミラクル②受洗者が2名も与えられた(転入会者2名)。ミラクル③新来会者に花園ラグビー場のプロのラガーマン夫婦が来られた。ミラクル④会堂近所の女子高生3人(内未信者2名)が、夕方から教会に来て悩みを打ち明けられお祈りできた。ミラクル⑤その日の午後からクレーマーが態度を軟化させ、次の月曜日に挨拶した時には、「あなたたちは信頼できる人たちであることがわかったので、いざこざはお終いにしましょう。今週の土曜日の見学会は、車10台は大丈夫。日曜日は5台以内で話をせずに教会に入るなら文句はいいません。私も数年後に教会の中に座る人間になっているかもしれませんし・・・」と深々とお辞儀をして帰って行かれた。明らかに霊的空気が変わった。主の勝利を確信させていただいた瞬間だった。