先週5月23日(月)、花園チャペル建設地での起工式を無事終えることができた。新しい土地で初賛美、初メッセージさせていただけて感無量であった。
 そこでの式辞の内容は工事関係者の方々を意識して詩篇127篇1~2節「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。主が町を守られるのでなければ、守る者のさめているのはむなしい。あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。」の箇所からこんなお話しをした。「造られたものには必ずメーカーがあります。家であればハウスメーカーもそうですし、車のメーカー、時計のメーカーなどがあります。メーカーがあることは、私たちの安心にも繋がります。なぜなら壊れたら製作者に持っていけばいいからです。時計が壊れてハウスメーカーに持っていっても修理はできないでしょう。時計は時計のメーカーに持ち込まなければ直ることはありません。国や時代を越えて世界中の人々が抱えてきた悩みが少なくとも4つあるという資料があります。その一つは「空白感」です。自分を満たすために色々なものを手に入れますが永続的な満足には繋がりません。二つ目は「孤独感」。家族がいても、友人が何人いても、自分のことを本当に理解してくれる人はいないと孤独を感じる人も多くいます。三つ目は「罪責感」。心のどこかで“赦されたい”と叫んでいるというのです。四つ目は「死に対する恐怖」。人間はどこから出てきて、どこへ帰っていくのかわからない不安があるものです。これらの不安に対しては、人間を造られたメーカーに持って行くしか解決はありません。違う何かで埋めようとしても埋まらないのです。聖書には、「神が私たちを創造した」と書かれています。私たちのメーカー・造り主なる神さまに持って行かなければ根本的な解決はないということです。是非、人生の土台にイエス・キリストさまを据えてください!」栄光在主!