「聖書は生ける神の言葉」と言われるが、まさに今の時代に証明されつつある。聖書によると人類の歴史が永久に続くのではなく、今“終末”と呼ばれる時代に向かっていると言うのです。それは何もかもが消滅してゼロになるというわけではなく、人間が人間を支配する時代が終わり、キリストが王として人を支配する時代が始まることを示しています。キリストがこの世界を支配する時、神を信じる人たちには素晴らしい王国が千年続きます。しかしその前に苦しみの時代がきます。それは赤ちゃんが誕生する前に、陣痛という苦しい期間を経なければならないように、千年王国という素晴らしいものを生み出す前に、時代は産みの苦しみを経験するというのです。この産みの苦しみの期間が7年間続き、それを患難時代といいます。患難時代は本当に大変な時代で、人類人口が4分の1以下になると言います。この患難時代には、少なくとも二つの大きなしるしがあります。順番は明確には書かれていないのでわかりませんが、その一つは「携挙」。イエス・キリストを信じているクリスチャンが一挙に天に引き上げられるということです。それとエゼキエル戦争が起こるということ。これは旧約聖書のエゼキエル書38章に、ゴク(英語読みではロシ)とは聖書学者によるとロシアであると言われますが、それがいくつかの国を連合国として同盟関係を結び再建されたイスラエルに攻めこんでくるというシナリオが預言されています。理由は、その時イスラエルは富み栄えている国になっているので、その財産を奪いとるために侵入するというのです。しかしその日のうちに、超自然的に同仕打ちが始まり災害が加わって彼らは全滅し、その様子は世界中の人達がリアルタイムで見るとのこと。テレビさえない紀元前5百年に2千5百年後、ネットを通してリアルタイムに世界の情報が流される時代になることをあたかも知っているかのように書いています。そしててエゼキエル書に書かれている預言を知っていた人たちはその様子を見て「本当に聖書のことばは真実だった」と神を知るようになるというのです。
 今、着実に聖書預言の舞台設定が整えられていることは確かです。(次回へ続く)