元日と元旦の違いは・・・「元日」とは、1月1日、1年の最初の日のこと。「元旦」とは、元日の朝のことで、新しい年を迎えることをお祝いする日という意味があるそうです。古来より日本では年末になるとお坊さんにお経を唱えてもらう風習があり、これを俗に「釜締め(かまじめ)回り」と言い、“火の神様”に対して一年間の感謝をしてお正月には休んでいただくのだとか。だから正月には竈(かまど)を使用することができないために保存が効くような食べ物を前もって準備していたのが「おせち料理」ということだそうです。因みに年末によく「年の瀬」という言葉を耳にすると思いますが、この言葉は江戸庶民の生活からできた言葉で、「年の瀬」の“瀬”は川の瀬のことで、川が浅くなり流れが急に早くなり船で渡ることが困難な場所を指します。江戸庶民の生活は「ツケ」がほとんどでした。その「ツケ」を年末に清算しなければならないが、そうするとお金が無くなり正月を迎えられなくなる。支払いたいけど支払えないという困難さを、川の瀬にたとえて表現し、年末の慌ただしく押し詰まっている様子を「年の瀬」と言うようになったとのこと。
関西カルバリーフェローシップは、この「年の瀬」ならぬ「神の瀬」を経験している。それは様々な崖っぷちに対して、天地万物を創造された主が、私たちの能力や限界を超えた圧倒的な力で乗り越えさせてくださっているということです。私は昨年の春ごろから何か大きな力が加わるのを感じ始め、年末にはその流れが急加速した。主は休むこともまどろむこともなく、確実に私たちをある方向へと導いておられるのを感じている。神さまが動き始められると地響きがするようです。
ロシアで宣教しておられる先生が、その働きを担うことができる秘訣を「無力さで満ちていることだ」と言われたことに驚きを覚えた。主が喜ばれるのは、礼拝堂の大きさでも、メンバーの数でも、画期的なプログラムでもない。どんな状況でも主のことばを信じて従う無力な人だということなのです。今年はどんな壁が立ちはだかるでしょうか? しかし主にとっては何の妨げにもなりません。信頼して進みましょう!