聖書は、「乗り越えることができない試練はない」ことを教えますが、その秘訣は次の通りです。①創造主なる神を信じ受け入れる。②神は私たちにとってどんな時も“良いお方”であることを疑わない。③神の御心と計画の進め方、そしてそのプロセス、時間設定は万全であると確信し委ねる。この3つを握っているだけで、さまざまな試練や苦難は乗り越えられるものです。待っている期間は何をしたら良いのでしょうか? 自分のベストを尽くしながら、祈り待つのです。そしてその結果が、自分の願い通りであったとしても、なかったとしても、「私にとって最善をしてくださった」と神さまに感謝を捧げると不思議なほど平安でいることができます。私自身も、神さまに愚痴をこぼしたことがなかったわけではありませんが、この心の姿勢をキープするよう心がけたことによって楽天的に過ごせたように思います。
 R.T.ケンダル牧師は、「神さまを熱く求める」という著書の中でこう証ししておられます。1963年12月29日、オハイオで牧会していた私は、信頼していた人たちやメンターから同時に激しく拒絶されました。私は非常に“不安定な”精神状態になりました。ある人はそんな私を見て、霊に取り憑かれていると言い、ある人は精神錯乱だと言いました。数百人もの知人が私のために祈ってくれましたが、苦しさのあまり天国に行ったほうがましだと思うほどでした。しかし私は、その瞬間も神さまが私と共におられたことを確信しています。神さまは私たちがどれだけ耐えることができるのかをよく知っておられます。終わりの見えない試練の中で苦しんでいるとき、1分たりとも早すぎることも遅すぎることもなく、正確なタイミングで介入してくださいます。そのため、私たちは試練が長く続いても感謝することができます。すべての試練には時間表があることを覚えてください。それらは、あなたを純金のように精錬するためにデザインされています。「炎はあなたを傷つけない。それはただ、あなたについているカスを燃やして、あなたを精錬しようとしているだけだ」(作者未詳)。神さまは、始まりの時から終わりを知っておられ、試練をどれだけ続けるか、すでに計画済みです。その日が来てはじめて、あなたは過去の日々を振り返ることができるでしょう。
 「耐えられない試練はない。神は逃れの道も備えられる」(Ⅰコリント10)