一生懸命だと「知恵」が出る 
 中途半端だと「愚痴」が出る
 いい加減だと「言い訳」が出る

 これは、武田信玄の名言である。確かに、自分の中から何が出てきているかによって、自分の状態の判定基準になる。“愚痴”や“言い訳”が多くなってくると、自分が中途半端やいい加減な生き方をしているからだと考えたら良い。
 そして何が心に来るかによって、自分の信仰度合のバロメーターにすることができると思う。以下は私が考えた名言(迷言?)です。
 神に委ねると「安心」が来る
 中途半端だと「心配」になる
 いい加減だと「恐れ」が来る

 ポール・ピアソン教授の「キリスト教宣教運動史」は、神さまが聖書と歴史の中で起こされた宣教運動について記した本です。そこで強調されていることは、神さまが各時代に起こされたリバイバルと拡大は、ほとんどが権力構造の周辺から始まるという理論です。聖霊は、全く予想もつかないような方法で、全く予想もつかないような人を通して、神さまの宣教のみわざを進めていかれるというのです。ピアソン教授の語る、全く予想もつかなかった人とは、権力構造の中心にいる人ではなく、その「周辺にいる人」を意味します。それは、しもべや、ごく平凡な人であり、辺境に住んでいる人や、国境の地で生きている人です。この世の観点から見ると秀でていない人は、その分、神さまに委ねる信仰が強くなるからこそ、どんなことがあっても平安の中、捨て身で献身することができるからこそリバイバルも起こるのでしょう。
 自分には誇れるものは何もないと思っている凡人はチャンスです!