「一年の計は元旦にあり」ということわざがあるが、「ものごとを始めるに当たり、計画を最初にしっかり定めておくべきだ」という意味を示す戒めの言葉です。「計」とは「計画」のことで、これ自体は「一年の計画は、年の初めである元旦に立てておくべきだ」という意味を表します。  
 計画を立てることは大切なことですが、人生には想定外な出来事が突然起こって、計画とか描いていた夢が叶わないこともあります。その時にあなたを支えるものがあるかどうかを問う必要があるでしょう。あなたは何を頼りに生きているでしょうか? 家族でしょうか? 仕事でしょうか? 師や友でしょうか? 持ち物でしょうか? それらを頼りに生きることは、間違ってはいませんが、一時的なものです。裏切られることもあるし、失うこともあります。神の言葉なる聖書は、数千年の歴史の中で、どの時代の人々にも生きる指針と希望を与え、励まし、倒れている人たちを立たせてきました。最も安定した信頼のおける神の力であると確信しています。私自身も、聖書を通してどれだけ力が与えられてきたかわかりません。是非、何か一つでも良いので、握るべき神の言葉をもってこの一年も進まれることをお勧めいたします。
 関西カルバリーフェローシップの今年の年間聖句は、「はじめに神は天と地とを創造された。」(創世記1章1節)です。すなわち私たちの人生は「神さまファースト」で機能するように設計されているということです。「アメリカ・ファースト」でも、「都民ファースト」でも、「自分ファースト」でもありません。いつも「神さまファースト」を意識して生きるならば、どんなことも必ず乗り越えることができます。
偉人たちも聖書を通して「神さまファースト」で駆け抜けました。
 「あなたは誘惑にあい、疑惑と敗北と弱さに満ちた自分の生活にうみ疲れてはいませんか。また、不安や心配にあきあきしてはいませんか。スイッチを入れなさい。聖書を読みなさい。」トーマス・エジソン
 「聖書は単なる書物ではない。それに反対するすべてのものを征服する力を持つ生き物である。」ナポレオン・ボナパルト