日本にもドッキリやモニタリングと称した番組はあるが、海外にもある。先日YouTubeで、涙腺崩壊する海外ドッキリを観た。それは、「もしも赤ちゃんがいる母親がお金をレジから盗んでいたら??」ということで、それを目撃した人がどのような反応をするかということをモニタリングするというもの。内容は、スーパーのレジで赤ちゃんを連れた若い母親が会計をしているシーンから始まる。お金を支払おうとしたところ、店員さんが「レジ袋がなくなったので、取ってくるので少々お待ちください」と言って、レジを閉めず半空き状態でその場を離れる。そこでこの仕掛け人の母親は、そっと手を伸ばしてレジからお金を盗んだ。しかしその様子をターゲットである後ろの女性が目撃していました。そこでこのようなやり取りがなされるのです。女性「あなた一体何をしているの?」母親「お会計が20ドルだったのよ」女性「知ってるわ。あなた今レジからお金を取ったでしょ?」母親「わかっています。でもお金が足りないんです」女性「そんなことはどうでもいいわ。お金を元に戻しなさい」母親「すいません。でもこれは・・・」女性「ダメよ!」それからのこの女性の行動は驚くべきものでした。女性「私があなたにお金をあげるから、今すぐお金を戻してちょうだい。それらを買わなきゃいけないのなら、わたしがお金を払うから」この女性は、この母親を助けるために、自分の財布を取り出しお金を渡しながらこう言います。「あなたお金が必要なの?」母親「本当にありがとうございます・・・」女性「心配しなくて大丈夫よ。みんなが通る道よ」そしてレジの店員が戻ってきても密告せず、「もしレジを離れるときはレジを閉めておくべきよ」と諭すだけでした。ここでレポーターが登場し、ネタばらしがされて、この女性に聞きました。「レジの店員が戻ってきたとき、あなたは何も言いませんでしたね?」女性「彼女に捕まって欲しくなかったからよ。人生とは、ときどき大変なものよ」
盗みをしたら罰せられて当然です。しかし、この女性の言動を通して、父なる神さまが私たちにしてくださったことがダブって見えて感謝せずにはおれません。私たちは創造主のことを忘れ、自分中心に生きています。地獄行が決定しているようなものです。でも、その罪に対する支払いをイエスさまが身代わりとなって十字架で支払ってくださったのです。