本日から堺チャペルは、新しい場所で再スタートする。先週の日曜日の夕方から、堺チャペルの引っ越しを始め、何かと忙しい一週間でした。日曜日は3回のメッセージを、場所を変えて行なっているので、気力的にも体力的にも、その後の引っ越し作業は、無理だと思っていた。大きな物を分解して、またそれを組み立て直すということが、私にとってとてつもない作業に思えた。トラックもないので、乗用車数台で、何度も往復するしかない。しかも新チャペルの二階への階段を何度も上り下りする必要がある。結果は“何とかなった”でした。しかも不思議なようにして助け手が何人も与えられ、知らない間にすべてが分解、車に効率よく積まれ、往復もすることなく、気付いたら引っ越しが終了していた。
 新チャペルの改装は1週間しかない。電気工事、エアコン、壁、床、音響、防音、イスなど、最低限やらなければならないことがあり、低コストでそんな短期間でやってくれる業者さんがいるのか?疑問であった。結果は“何とかなった”でした。先週の仕事がたまたまキャンセルになったインテリアの方がお手伝いくださることになり、友人牧師も奈良から何度も駆けつけて、私からの丸投げ仕事を快く引き受けてくださった。イムさんの知人やお客さんまでが、寄ってたかってお店の引っ越しを手伝ってくださっている。これらは、神が遣わされた方々だと確信している。主の教会をお手伝いくださる人たちは、必ず祝福されます。それは「イスラエルを祝福する者は祝福される」という法則があるからです。
 旧約聖書の中に、「主が戦われる」という記事をよく見かける。イスラエルの戦士はいるのに、戦われるのは「主」とは、どういうことなのだろうかと、今までずっと考えてきた。イスラエルは戦わずして追ってくるエジプトの軍隊が、全員水没して助かるとか、エリコの城壁の周囲を行進し、大声を出しただけで城壁が崩れるなど、不思議なことが多く記されているが、今回、その一部を垣間見せてくださったような気がする。
 神にしか頼ることができない窮地に追い込まれてこそ、人のやり方ではない神の御業を見ることができるのでしょう。栄光在主。