ある小学校の理科の時間に、先生が「氷がとけたら何になる?」と質問すると、子どもたちは、「氷がとけたら水になる」「水という液体になる」と次々と答えたそうですが、普段あまり勉強ができない子どもが最後に手を挙げてこう言ったそうです。「先生、氷がとけたら春になります」理科の時間ですから、この答えが正しいとは言えませんが、何かほのぼのとしたものを感じます。今、学校では、入試試験や偏差値という目先のことばかりに追われ、一般社会においても、利潤第一で、どれだけ業績を上げたか、いかにして出世するかということばかりに目が向けられ、非常にすさんできているように思えます。人は大人になるにつれて学習や経験によって、視野が広げられると言われますが、私は必ずしもそうだとは思えません。逆に視野が狭くなっているように感じます。私たちは目先のことをないがしろにはできませんが、もっとグローバルに、霊的視野をもって人生を見つめていく必要があるでしょう。
 腎移植をされた教会メンバーからのメールです。「以前からずっと思っているんですがKCF(関西カルバリーフェローシップ)は特別な祝福とパワーと驚きのある教会ですよね!(神様にえこひいきはないと聞いたことがありますが…)KCFに通うようになってなんと5年もたっていますが(まだ新入りの気分ですが笑)、ずっと元気でのびのびできている自分が奇跡のようです。先生の開拓の奇跡の証を聞くたびに、神様が私の諦めかけた祈りにも奇跡をもって答えてくださったんだと感動で胸がいっぱいになります。これからのKCFにたくさん、ものすごい神様の奇跡を信じていてわくわく期待しかありません!!」
 牧師としては嬉しい限りです。勿論、教会に繋がったら、すべてが自分の願っているようになるという保証はどこにもありません。しかし、少なくとも、天地万物を造られた神さまに繋がることによって得ることができる祝福や特典が沢山あることは確かです。そして祈りを通して、時間や時代を超えた神さまの働きを見ることができることは特権です! 
「神に願い求めたことはすでにかなえられたことを、知るのである。」