2017年の関西カルバリーフェローシップの聖句は、ローマ人への手紙8章31節「もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか。」です。私たちの安心度数は、誰と一緒か、何を持っているか、どこに繋がっているかなどによって左右されます。ですから、絶えず自分の手持ち(人材・能力・体力・健康・財力など)を見て、一喜一憂しながら歩んでいます。でももっと安心できる人生があるとするならば、それは神の手に握られることです。なぜなら、「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」(ローマ8章28節)からです。
 私たちのゼロ開拓伝道は今年で7年目になります。スタートした時点で、教会堂がない私たちは、公民館などを借りて集会をしていました。しかし追い出されるようなこともありました。人材が必要になった時もありました。でも窮地に立たされた時、必ずそれがプラスへと転じていったのです。それは祈りを通して開かれていく世界でした。これらを通して、「神が味方なら何でも可能だ」という信仰が強められていきました。
 私たちは、誰の手に握られた人生でしょうか? 本当に仕えるべきお方に握られ、従っているなら、その人の人生は、平安になるでしょう。
 昨年の11月、ラブソナタという集会で、NHKの人気韓流ドラマで、美しい主題歌の旋律を奏でるフルーティストのソン・ソルナムさんが、いつも使っている3本の笛を出して、こんな話しをされました。「この中で一番高価なのは、プラチナ製の1千万円以上するフルートです。次に高いのは、銀製の数百万円のフルートです。そして、一番安いのは、この2千円の縦笛です。ボンドで修復しながら使っています。この中で、フルーティストとして今まで一番稼ぐことができたのは、この一番安い2千円の縦笛です。物の値段や価値はあまり関係ありません。誰の手に握られているかが重要なことなのです。」
 あなたは失敗ばかりの凸凹人生ですか? 神が味方なら大丈夫です!