先日、結婚式の司式を頼まれて東京へ飛びました。世界貿易センタービル内の式場で、待ち時間に40階のパノラマ展望台から東京を眺めていました。そこからは、上空の飛行機をはじめ眼下に広がる東京の街(東京タワー・富士山・東京スカイツリー・お台場・レインボーブリッジ・皇居・虎ノ門ヒルズ)やミニチュアのように見える電車や東京湾を行き交う船舶を一望できました。そして日が暮れると、宝石を散りばめたような美しい夜景が広がっています。そのような絶景を観ながら、ふとこんなことを考えました。「これだけの街を作るために、どれほどの英知が集められ出来上がったことだろう? でも、停電が起こっただけで、人々はパニック状態になってしまう・・・これほどの技術力を持っていても、人間はなんと、もろいことか・・・今や人工知能まで開発される時代になったけれど、結局人間は、支配していると思っている文明の利器に、支配されつつあるということに気付かないでいる。これから100年後、世界はどうなっているのだろう?」
私たち個々の抱えている問題は大きくても、上から見下ろすと、豆粒にしか見えない人間がうごめいているだけ。私たちは長くても100年そこそこしかこの地上に存在していません。そしてその短い期間の中に、喜びや、悲しみ、楽しみ、不安、恐れ、怒りなどが凝縮されているのです。私たちにとって、毎日起こる現実は大きなことであっても、実は永遠の世界から見たら、ちっぽけなものなのです。私はこの世で生き抜くための秘訣みたいなものを体得しつつあります。それは永遠の世界から現実を見るということ。そうすると、ほとんどの問題が問題でなくなってきます。神さまが私に最善をしてくださる信仰が与えられたならば、もう何も恐れることはありません。信仰に生きるって、楽すぎます。
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」(ローマ8章28節)
あなたも、このお得な信仰の世界をあなたも味わってみませんか?!