輪島東太郎さんは、NHKや色々な日本の番組で取り上げられた奇跡のテノール歌手・ベー・チェチョルさんを支え続けた音楽プロデューサーです。彼はクリスチャンアレルギーでしたが、2013年3月31日に洗礼を受けました。彼のお証しを リビングライフより一部紹介します。
 私は神さまから大きな試練を頂きました。この地球上に、当時の私の置かれた状況を解決する道など、一つも見当たりませんでした。具体的な状況は違うものの、べーさんが命ほど大切な声を失って初めて本当の意味で神さまに出会ったのと全く同じ道を、私自身もたどることとなったのです。無意識のうちに命を絶ちそうになるほどの絶望の真っ只中で、私はハ・ヨンジュ先生の書かれた一冊の本を手にします。それはベーさんがラブ・ソナタに参加した時に同行した際に頂いたものでした。しかしそれ以来ずっと本棚で埃をかぶったままになっていたあの本を、なぜ手にしたのか、今も不思議でなりません。乾いた大地に、慈愛の雨が降り注ぐように、聖書の御言葉が私の魂に入ってくるのを感じました。それは生まれて初めて感じる感覚でした。絶対的な愛に包まれるような平安としか表現できないものです。「神さまにおできにならないことはない。私はこれまでべーさんを通してそれを見てきたはずなのに、私の目には見えていなかったんだ・・・」とめどなく流れる涙の中でそう感じた瞬間、私は完全に生まれ変わったのかもしれません。そして奇蹟は起こりました。自分を捨て、全て神さまに委ねた瞬間から、まるで魔法のようにどんどんと道ができ、その状況は解決したのです。思えば、ベーさんの時も同じでした。もしも、あのまま、イエス様と出会えず、神さまの愛を知らずに生きていたら・・・、そう考えると恐くなります。神さまにおできにならないことは何もない! いつも一番近くで、こんな私をこれほど愛して下さっていたのに、それがわからずさまよっていた私を、神さまはベーさんを通して救って下さったのです。多くの人に言われます。「輪島さん、あなたがべーさんを救ったのです」と。でも、本当に救われたのは私のほうなのです。 PTL!