「ビジネスを支える聖書のことば」より聖心セレモニー取締役社長・ 疋田さんのお証です。
私は現在、葬儀の仕事をしております。これは神の召しによるものです。どのような商売でも、あるいは事業でもそうでしょうが、召命感がなくてはならないと思います。すべてクリスチャンは、それぞれ神より召命感を持って事を行なっていると思います。私もそうです。15年前、神に示されてこの仕事をするようになりました。神に示されたからといって、順風満帆の日々であったかというと、とんでもない、何度も何度もピンチに陥りました。あるときは仕事が全く来なくて、蓄えもなくなり、借金をして、それもなくなり、明日はどうなるのだろうかと思ったりしたこともありました。またある時は人に裏切られて、この時もまた大ピンチでした。そのような苦しい時に神が与えてくださったのが「恐れるな、小さい群れよ。御国を下さることは、あなたがたの父のみこころなのである」(ルカ12章32節)の御言葉でした。「恐れるな、小さい群れよ」ある時は真夜中、布団の上に起き上がって祈り、あるときは車で遠いところへ行き、誰もいない公園に行ってベンチに身をかがめて祈ったものでした。「この仕事は神が与えてくださった仕事なのだ。必ず全うさせてくださるに違いない」だから「恐れるな、小さい群れよ」と。あれから15年。今は従業員を使って仕事は順調にいっております。けれども、このまま順調な人生が続くとは思っておりません。人生には何が起こるか分かりません。人生は生涯、戦いであると私は覚悟しております。「恐れるな、小さい群れよ」この御言葉こそ、私の力です。今後とも、私はこの御言葉に支えられて生きていくでしょう。聖書は真実であり、御言葉は神の力であると私は確信しているのです。

 神さまは私たちの中に何も頼るものが失くなった時に、最終手段を人間に与えてくださいました。それが「祈り」です。しかしそれはこの世のどんな力よりも強力なツールです。主は死から甦られました!