7月上旬頃の事です。普段は仕事から帰り、一緒にご飯を食べ、一緒にお風呂に入り、家の用事をして、それから子ども達と触れ合う時間を持っていました。しかし疲れている時は、自分の時間を持つために子ども達に録画したアニメ番組を見せ、子ども達もテレビを見る事が当たり前になっていました。これはよくない!と日頃から感じていました。その日、一人で事務所にいた時に、「イエス様、このままで良いのでしょうか?」と祈りました。わたしは家族の祝福を心から願っています。しかしイエス様の助けなしに子育てというものはできるものではないと思っています。その為に、まず親として、子の模範でなければならない!と考えたのです。いつもテレビや自分の好きな事に時間に費やす姿を見せるのではなく、イエス様を第一にする姿勢で、聖書を読み、一緒にお祈りをしていこうと思いました。今までケーブルテレビで好きな番組を録画して、好き放題に見れる環境がありましたが、すぐにケーブルテレビを解約しました。それから私もしばらくテレビは見ないで、聖書を読む時間に費やそうと決断しました。朝早く起きて、家の用事をする前にまず聖書を読む、祈る。そして仕事を終えて、自分の部屋に入ったら、今まで自分の好きなことをしていましたが、聖書を読むことを優先する。夜読むことは、今まで自分にできていなかったことです。そしてさらに土曜日や日曜日の午後の昼間も時間を作り、聖書を読む工夫をしました。すると心が平安になるのです。時に怒る時もありますが、仕事も家事も子育ても、余裕をもって何事にも取り組めるようになりました。これは神様が与えてくださった祝福であると信じています。聖書を読む時間が増えていくと、聖書の世界が自分の中で広がってきて、恵みが豊かになる感覚が増えてきました。子ども達とも毎晩一緒にお祈りするようになり、長男は新約聖書を通読することができました。(文責:道本賢司)

「神の国とその義とを、まず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6章33節)