ジョン・ホンジュンという先生が「夢を捨てなさい」という書物の中でこう書いておられます。「神が約束された地は、永遠のいのちの地です。神はキリストを信じる者にその地を約束されました。問題は『私たちがその約束を信じるか?』です。神が約束された地に入ることができるなら、きょう私が涙を流したとしても、病気で苦しんだとしても、たいしたことではありません。神の真実さは、私たちの短い人生を数年もしくは数十年引き伸ばすかどうかの次元ではありません。私たちが本当に神の約束を信じるなら、神は私たちの死までも責任を取ってくださいます。神が責任を取ることのできないことは、私たちの人生には起こりません。問題は『私たちがそれを信じるか?』です。神を信頼しますか。神の約束を信じますか。そうするなら、死んでも生きるのです。」

 私たちは「点」としての現実を見て悩んだり苦しんだりします。点だけを見ていると、その時その時の現状に振り回されながら、一時的な応急処置をしながら生きることになります。しかし、神さまは永遠の世界から「線」として現実を見ておられます。線ということは、繋がりがあり、続いているということです。その場だけで結論を出さないということです。聖書を調べても、アブラハムの一代だけで歴史を完成されたのではなく、イサク、ヤコブへと信仰のバトンが受け継がれ、今現在に至っているのです。神さまは、私たち一人一人に、その人でなければならない壮大なご計画を持っておられます。ですから、無駄なく神さまが与えてくださっているエコな人生を送ろうではありませんか!

 先週、教会メンバーの一人が家族向けのHPを開設されて、その一部を友人にも公開しておられました。その中に「これからの人生で一番大事にして欲しいことは、イエス・キリストを第一とすることです・・・」と、家族への遺言のような内容が綴られていました。私たちはいつ召されるかわかりません。次世代へ信仰バトンを渡していかなければならないと改めて考えさせられました。私たちは、神さま主催の信仰リレーの選手です。確実にバトンを渡せますように祈ります。