先日も話題にしたアサガオですが、私は育てながら不思議に感じることがあります。ツルはもう巻き付く場所がない所まで伸びていますが、尚も絡みつく場所を求めて伸びながら探しているのです。脳があるわけではないのに、植物の中に、本能的にそのような「考える」能力のようなものがあることに気付いて驚いています。
最近のイギリスの研究者たちが行なった研究では、植物は、太陽エネルギーを利用して、二酸化炭素と水を炭水化物に転換させて、それを生育エネルギーとしています。これを光合成といいます。活動を日光に依存している植物は、日が沈むとすることがなくなるようですが、暗闇の中で過ごす時間も、植物は完全に活動を停止するわけではないそうです。夜、光が利用できないときは、昼の間、成長のために蓄積されたエネルギーの蓄えに依存しています。しかし、この蓄えは、植物が新しいエネルギーを生産できるようになるときまで、尽きないようにしなくてはならないのです。朝までにエネルギーが欠乏しないように、またデンプンの蓄えを余らせて無駄にならないように植物は利用できるエネルギーの量と、夜明けの到来まで暗闇の中で過ごさなければならない時間の見積もりを行なっているというのです。このように植物自体が一種の体内生体時計を備えていて、驚くべき計算能力を発揮して、日中蓄えたエネルギーの消費量を調整し、朝、太陽が出てくるまで、蓄えが尽きないように計算しているという研究発表です。
私たちは、植物だけではなく、この自然界の営みや、宇宙やその他諸々の法則を、当たり前のものとして何も考えなければ、それまでですが、この不思議の背後に神の完璧な業があることを悟るならば、そこに感動があります。私たちは草花や鳥よりも「神の愛」の対象として創造されました。であるならば、私たちは、完璧に造られているのです。
そして私たちの人生も神にあって大丈夫!!