私はアサガオが大好きで堺の集会へ行くときには、初夏から一日中咲いている野生の西洋アサガオを見ることが楽しみの一つとなっています。今年は大輪朝顔の種をいただいたので、自分で育ててみようと100円ショップで容器や土やネットを準備して育て始め、今は双葉が出てぐんぐん成長しています。ネットでアサガオの育て方を調べていたら、非常に興味深い内容を目にしたのでご紹介します。
植物が生きていく上で非常に大切なのが「根」の存在なのです。植えられた植物を見ると、人は表土よりも上を見てその植物の評価をしますが、植物を育てるという面では、根を上手く育てる事がいちばん大事なのです。根が上手く育てられなければ花を咲かせることは勿論の事、苗も貧弱なものとなり、見た目も悪い植物となってしまいます。根を育てるためにあえて小鉢という狭い空間で育てるのです。これを面倒がっていきなり大きな鉢に植えるとどうなると思いますか? 根は障害物が無ければ伸ばせるだけ伸ばそうとする性質を持っている為、直線的な根を生やす事になります。とにかく一直線にドンドン伸びて行き、突き当たりを目指すのです。そのため途中の空間には根が出ず、ただ長いばかりで根の量が少ないのです。こういう苗は当然弱々しいものとなり、肥料の吸収も十分できないためヒョロヒョロな苗になってしまいます。こうならない為に小さな鉢に植えるのです。根が一直線に伸びていこうとすると鉢が小さいためすぐに根が行き場を失ってしまいます。それでも根は伸びようとして鉢の中をグルグルと回るようにして根を出すため小鉢の中は根でいっぱいになります。根が鉢いっぱいに張ってから本鉢に移せば限られた空間を有効に使って根が生えるのでガッシリとした苗ができるのです。
子どもの将来を本気で考える親は過保護には育てません。神さまもあなたに対して本気です。「あなたがたは訓練として耐え忍びなさい」(聖書)