「わたしたちの人生というドラマの中で、サタンはその役割を演じる俳優であるかもしれません。しかし、神は依然として監督なのです。」
            マーリン・キャロザース著「賛美の力」より

 この数週間は、今までの私の人生の中でも上位に入るぐらいの試練の時でした。息子が韓国留学しましたが、急な環境の変化や言葉の違いなどのストレスなどが重なり、やる気満々だったにも関わらず学校へ行けなくなりました。当初はサタンにやられてしまったのではないかと心配するほどでしたが、私には確信がありました。それはサタンは神の許可なしには誰ひとり攻撃できないということ、そして、神は私たちの人生を最善に導くために、あえてサタンを利用されることもあるということです。ですから、私は試練の中でも、ある種の平安がありました。
 私が関西地域で開拓伝道を始めてから、毎日が奇跡の連続でした。そして今もそれは継続しています。長く通っておられる人たちは紅海が分かれて、乾いた地を歩いて渡るというようなできごとを何度も見てきたのでおわかりでしょう? 私たちの集会場所が追い出されて、どうすることもできない壁にぶつかる度に、場所がグレードアップしていきました。日曜日の礼拝の為に、奈良ではカトリック教会、東大阪では東大阪福音教会のご好意によって、無償で会堂を貸していただけるなんて考えられますか?(勿論、献金はさせていただいています) 開拓教会は、家賃の支払い能力がないことをご存知の上で、そのような場所を与えてくださっているのです。しかも毎回グレードアップしています。
 このようなことを考えていると、今回の様々な出来事も、教会を整えるために必要なことを主はされておられるのだという思いが与えられました。仕事などでなかなか日曜日に教会へ顔を出すことができなかった家内も来ることができました。主はあなたの道を創られます!