私のビフォーアフター(S.Iさんの場合)
 私は韓国のクリスチャン家庭で生まれました。しかし成長と共に教会から遠ざかるようになり、今から20年前、日本に来てからは完全に神さまとは無関係の自分中心の生活に入りました。そのような中で子どもが生まれることで全てのことが滅茶苦茶になり暗闇の中にさまようようになりました。
 10年前に引越しすることになり、そこで教会に戻る決心をしてから1年後の2003年に洗礼を受けました。それからは、ただイエスさまだけを求めて歩み始めるようになり、現在は今までのどの時期よりも喜びと聖霊充満で忠実な教会生活を送ることができるようになりました。
 (証文の一部抜粋・編集)
 
 この方の息子さんは自閉症です。今はまだましになりましたが、数年前まで、突然家を飛び出しては、自分では家に帰れないし言葉が話せないので夜中に警察から呼び出しがくることがしばしばあったようです。夜、寝付くまで、ひと時も目が離せない生活をしておられました。でも、この息子さんがいたからこそ自分の力の限界を感じて、教会へ戻ろうと思われたのです。証文の中で息子さんのことを、「本当に可愛い子、私を救いの道に導いた伝道者」と表現しておられました。そして今では、自分たちが中心の生活から、他者に捧げる生活へ変化したとのことです。

榎本保郎先生の書物の中に、「私たちが神に用いられるとき、持っている以上の働きをすることができる。将棋の名人が優勝するのは、将棋の駒がりっぱだから優勝するのではない。駒の良い悪いではなく、さし手がじょうずかそうでないかで決まるのである。私たちは駒である。紙に書いて作ったような駒であっても、名人がそれを進めていったならば、勝利することができるのである。」神と共に歩む人生は勇気100倍!