先日は、「絶対得する先行投資」というタイトルで、「神さまのために費やす人生は必ずお得ですよ」とメッセージさせていただいたが、よく考えてみると、先行投資しておられるのは神さまの側であることに気付きました。私たちの持てる全て(肉体、経済、知恵、知識、健康、仕事etc.)は、私たちがこの地上で生きることができるように神さまから与えられているもの。すなわち神さまからの私たちに対する先行投資だということなのです。それをどのように神さまのために管理していくかが問われるのであります。預かりものを「自分のもの」として使っているならば、そこからは何も残りません。しかし、神さまのために用い始めるならば、神さまからのボーナス(祝福)が注がれるのです。この世界を、口でどう説明しても説明しきれない部分で、実際に自分が飛び込んで体験してみなければわからないものであります。  
マザー・テレサの映画の中で、私は多大な影響を受けたシーンがある。マザーの働きが外部に知られるようになって、いろいろな団体から献金が届くようになった。彼らはまず集まった小切手を、他の困っている宣教団体や診療所などへの献金として仕分けして、最後に自分たちが建設しようとしている平和の村のための取り分にしようとしたのですが、自分たちが受け取る小切手は一枚も残っていません。そこでその中の一人がこう言います。「2千ドルを送ろうとしている団体は急がないので後回しにして、まずは私たちの必要に用いましょう。」しかしマザーは、「そのまま送ってください。神さまはせっかちなお方ではないから。」
私たちの教会は開拓なので、支援してもらいたい立場ではありますが、他者を支援することによる祝福を実践し今年の4月からイスラエルへの新移民であるルベン&ナターリア・ベシャダさんたちを、B.F.P.Japanを通しサポートし始めた。どうなったと思いますか? 教会への献金額が支援を始めたその月から毎月1.5倍増えたのです。去年の3月には、まるまる3月分の献金を被災地へ送ると、次の月に受洗者が2名与えられ東大阪での集会が始まりました。神に捧げる人生こそが本当の豊かさです。