関西カルバリーフェローシップがスタートしてから1年7ヶ月が経過した。日本でのゼロからの開拓伝道は難しいと言われている。しかし私は、「神は、この石ころからでもアブラハムの子を起こすことができる」(マタイ3の9)とイエスさまが言われたように、神が働かれるなら、人間の計画や考え以上のことが起こると信じて、居心地の良い場所から離れて関西の地へ来ました。大和カルバリーチャペルでの最後の祈祷会メッセージで、私はこう宣言しました。「もうすでに私を通してでなければ福音を聞くことがない人たちを関西の地に神さまは備えていてくださっています。そして待っている人々がいることを確信しています。もし一人でも救われたら、それだけでも自分が関西に派遣された意味があると信じています!」実は人間的には、恐々宣言でした。「もし救われる人たちが起こされなかったらどうしよう?」「そんな宣言して、何も起こらなかったら、ただのほら吹きになってしまうよ・・・」悪魔は信仰を萎えさせるような声を何度も投げかけてきました。しかしこの短期間の内に、3人の受洗者を与えてくださいました。その都度必要な助け手を送ってくださいました。片腕になりたいと申し出る人たちが起こされました。そして先週は、堺において他宗教でキリスト教嫌いだった83歳のおばあちゃんが、私の短い話に耳を傾け、「イエス様を信じたいと思います。洗礼を是非お願いいたします。」と頭を下げられハッキリと信仰の告白をなさいました。私はその場で病床洗礼を授け4人目の受洗者となりました。天国の確信と希望が与えられ、天に名前が記された恵みの時間でした。難病と戦っておられますので是非ともお祈りください。
このように私は信仰によって歩みだしたときから、毎週毎日、神さまの業を見るようになりました。勿論、何も変化がないように思える時期もあるでしょうけれども、水面下では神さまの働きは確実に進んでいます。ピンチはチャンスです。みなさんが人生の危機に直面した時こそ信仰を働かせる良い機会です。「神さまが何とかしてくださる!」この信仰に立つならば人知では計り知ることのできない平安が与えられます。