ある村から、一人の若者が隣の村に住むために移動していました。途中で一人の老人に会いました。この若者は、この老人に聞きました。「私が今から行こうとしている隣の村には、どんな人たちが住んでいますか?」老人は、それを聞いて逆に問いました。「あなたが住んでいた、あちらの村には、どんな人たちが住んでいたんだい?」すると若者は言いました。「あの村には、もう二度と帰りたくはありません。とても不親切な人ばかりで、嘘はつくし、いじめはあるし、友達なんて一人もできませんでしたよ。とんでもない村でした・・・」すると老人は答えました。「今からあなたが行こうとしているあちらの村にも、同じような人たちが住んでいるよ。」 しばらくして、別の若者が前の若者と同じ村から出てきて、隣の村へ行こうとしていました。その若者も、途中で老人に出会い前の若者と同じ質問をしました。「今から隣の村へ行こうとしているのですが、そこにはどんな人々が住んでいるのですか?」老人は逆に質問しました。「あなたが住んでいたあちらの村には、どんな人たちが住んでいたのかね?」するとその若者は言いました。「あの村には本当に良い人たちばかりがいて、親切で、親しい友人もたくさんできました。とても名残惜しいです。」そうすると老人は言いました。「今からあなたが行こうとしている隣の村にも、同じような人たちが住んでいるよ。」
同じ環境、同じ境遇にいても、その人次第で幸せにもなれるし、不幸にもなれることを教えている寓話です。私たちが住んでいるこの地上での問題や悩みは、様々な形でほとんど平等に分け与えられているように思います。現実は変わらなくても、どうやってそれを乗り越え幸せに生きることができるのでしょうか?
パウロの名言です。「わたしは、どんな境遇にあっても、足ることを学んだ・・・わたしは、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている。わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。」
息子(誠)の好きな言葉。「(神にあって)なるようになる」