マザーテレサの祈りです。
主よ、私は信じきっていました。私の心が愛にみなぎっていると。でも、胸に手を当ててみて、本音に気づかされました。私が愛していたのは他人ではなく、他人の中に自分を愛していた事実に。主よ、私が自分自身から解放されますように。
主よ、私は思いこんでいました。私は与えるべきことは何でも与えていたと。でも、胸に手を当ててみて、真実が分ったのです。私の方こそ与えられていたのだと。主よ、私が自分自身から解放されますように。
主よ、私は信じきっていました。自分が貧しい者であることを。でも、胸に手を当ててみて、本音に気づかされました。実は思い上がりと妬みとの心に、私が膨れ上がっていたことを。主よ、私が自分自身から解放されますように。
主よ、お願いいたします。私の中で天の国と、この世の国々とがまぜこぜになってしまう時、あなたの中にのみ、真の幸福と力添えとを見いだしますように。

自分がどのような存在であるかを正しく自己分析できなくなった時、人間は傲慢になり、回りが見えなくなってしまうばかりか、神様とも人とも、いつの間にか孤立していってしまうのが現実です。このことは一生涯自問自答していかなければならない課題であります。失敗しても、それを悔い改め、神様が示される道へ進む。それが信仰の父・アブラハムの人生の歩みでした。
私が関西に戻ってきて、今年の6月から関西カルバリーフェローシップをスタートしてから、皆様の様々なご協力によって前進することができました。不思議な出会いによって神様が生きておられることを体験させていただいて感謝しています。それと同時に、私の言動から不快な思いをされた方もいらっしゃるかと思いますが、キリストにあってお許しください。指を折りながら感謝と反省の年末です。栄光在主。